獣害対策犬として必要な教育と訓練を受けた「チャッピィー」と「ピコ」は、天然記念物にも登録された紀州犬です。犬訓練所で「獣害対策犬」としての訓練(ドッグトレーニング)と「家庭犬」としてのしつけを受け、狩猟における勇猛さと、人間に対する従順さを持ち併せています。 訓練を受けてより賢く、より逞しくなった2頭が、当ゴルフ場の美しい花壇やコースを守ります!


- 名前
- チャッピィー(紀州乃雄号)
- 性別
- オス
- 誕生日
- 平成25年5月22日(ふたご座)
- 出生地
- 大阪府泉佐野市羽倉崎
- 肩高
- 55cm
- 体重
- 24.2kg
- 性格
- 理性高く常に落ち着いていて頼れるチャッピィー。毛並みが美しく、体もガッチリとした男前です。

- 名前
- ピコ(桔梗姫号)
- 性別
- メス
- 誕生日
- 平成25年5月30日(ふたご座)
- 出生地
- 和歌山県和歌山市福島町
- 肩高
- 49cm
- 体重
- 19.5kg
- 性格
- 普段は控えめだけど、怪しい侵入者(野生の動物等)を察知すると果敢に吠えて立ち向かう勇気のあるピコ。
2017年(平成29年)5月21日(日)に、三重県津市の結城神社で、国の天然記念物である紀州犬の審査会が開催され、東建多度カントリークラブ・名古屋で獣害対策犬として活躍している、 「チャッピィー」と「ピコ」が、見事天然記念物の登録に合格し、NHKや地元テレビ局で報道されました。
本審査会は、1951年(昭和26年)から毎年開催されている歴史あるもので、今大会では、
「チャッピィー」と「ピコ」を含めて7頭が合格しました。審査を担当した日本犬保存会三重支部の岸川徳成支部長は、「(今回は)全体的に性格の良い良質な犬が出審された」と評価していたそうです。審査に合格した「チャッピィー」と「ピコ」は、優良紀州犬として三重県の紀州犬台帳に登録され、国の天然記念物に認められました。



▲5月21日に開催された「紀州犬の審査会」の様子

獣害対策犬とは、田畑の作物を荒らすイノシシや猿を追い払い、被害を最小限にとどめるために飼育される犬のこと。
当ゴルフ場では、イノシシが芝を掘り起こしてしまったり、鹿が花壇を荒らしてしまったり、森の動物たちによる様々な被害に悩まされてきました。
こうした被害から大切なコースを守ってくれるのが紀州犬の「チャッピィー(オス)」と「ピコ(メス)」。優秀な2頭の活躍にご期待下さい。

紀州犬は、紀州地方(現在の和歌山県、三重県熊野地方)の山岳部を中心に昔からイノシシの狩猟を得意とする猟犬として活躍。
頭が良く、忠実、従順な性格で、主人の命令にはどんな困難なことでも立ち向かう勇気も持ち合わせていると言われており、獣害対策犬としても適しています。
また、紀州犬は、1934年(昭和9年)に、天然記念物に指定されています。
アウトコース1番ホールの西側とインコース11番ホールの東側に犬小屋があり、日替わりで常駐し周辺の様子を見守っています。
小屋の周囲はドッグランになっているので、トレーニングも欠かさない「チャッピィー」と「ピコ」!
当ゴルフ場のマスコット犬をプレーの合間にぜひ一度ご覧になって下さい。

※画像をクリック(タップ)すると拡大表示されます。
チャッピィーとピコの元気な姿や、子犬時代のかわいい写真をご覧頂けます。
※画像をクリック(タップ)すると拡大表示されます。


