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ホテル多度温泉 春に花期を迎える花 Flowers (Spring)
三重県桑名市にあるホテル多度温泉は、東建多度カントリークラブ・名古屋に隣接したゴルフと天然温泉が楽しめるリゾートホテル。ウォーキングやカートドライブ、サイクリングなどでゴルフコースを回ることも可能です。四季それぞれの美しい姿を見せるゴルフコースには、様々な種類の植物が見られます。
動物・植物図鑑「花鳥魚園」の「春に花期を迎える花」では、シバザクラやハナショウブ、アルメリアといった、敷地内で春に咲き誇る花を一覧でご紹介。バラエティに富んだあらゆる色彩の花の写真が見られるだけでなく、その特徴とゴルフコース内のどこで観察できるかもまとめています。
美しく花開いた春の花々の世界をお楽しみ下さい。
- 春に花期を
迎える花 - 夏・秋・冬に
花期を迎える花 - 春に花期を
迎える樹木 - 夏・秋・冬に
花期を迎える樹木
ホテル多度温泉に生息する 春に花期を迎える花一覧
アツモリソウ

科/属名 | ラン科アツモリソウ属 |
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高 さ | 30~50cm |
花 期 | 5~7月 |
当ホテルで見られる場所

12番(犬穴の沢)
アツモリソウは、3~4cmほどの袋状で赤紫色の花を咲かせます。茎の頂上に通常1花、まれに2花付けます。全体の高さは、30~50cmで、葉は3~5枚が互生します。北海道から本州に分布し、寒冷地を好み、北へ行くほど低山でも見られるようになります。本種全体としてはベラルーシ東部から温暖な東アジアに分布します。アツモリソウ(敦盛草)は、袋状の唇弁を持つ花の姿を、平敦盛の背負った母衣(ホロ)に見立てて付けられています。
アルメリア

科/属名 | イソマツ科アルメリア属 |
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高 さ | 15~20cm |
花 期 | 3~4月 |
当ホテルで見られる場所

モニュメント前
アルメリアは、葉が濃緑の線形で、株全体が半球状になるコンパクトな植物です。春に直径2cmほどの小さなボール状の淡桃の花が数十本も群がって咲きます。寒さに強く、土質を選ばず、乾燥にも強い丈夫な植物ですので、毛氈(モウセン)花壇を始め、広い用途に使われています。仲間には、より矮性のマツバナデシコがあります。
オステオスペルマム

科/属名 | キク科オステオスペルマム属 |
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高 さ | 15~30cm |
花 期 | 4~5月 |
当ホテルで見られる場所

1番・2番・14番
オステオスペルマムの花は、小さめで、日光が当たると開き、曇りや夜になると閉じるといった特徴があります。近年では、曇りや雨の日にも花が開く品種も開発されています。日当たりと水はけの良い場所を好み、高温多湿や寒さを嫌う植物です。
カロライナジャスミン

科/属名 | マチン科ゲルセミウム属 |
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高 さ | 100~300cm |
花 期 | 3~5月 |
当ホテルで見られる場所

1番・4番・9番・17番
カロライナジャスミンは、北米南部からグアテマラ原産で、日本でも観賞用に栽培されています。花期は3~5月で小型でラッパ状の黄色い花を多数咲かせます。ジャスミンという名前が付いていますが、モクセイ科ソケイ属のジャスミンとは全く違う種であり、全草にゲルセミシン、ゲルセミン、センペルビリンなどの有毒成分を含む有毒植物です。最近の園芸ブームで日本でも比較的簡単に手に入るようになりましたが、有毒植物であるとはあまり知られていません。アメリカでは猛毒指定されており、小さな子供がいる家庭などは特に注意する必要があります。
ガザニア

科/属名 | キク科ガザニア属 |
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高 さ | 20~30cm |
花 期 | 4~7月・9~10月 |
当ホテルで見られる場所

18番
ガザニアの花色は黄色、オレンジ、白などがあり、いずれも花と葉のコントラストが美しいのが特徴です。咲く姿の鮮やかさから勲章菊(クンショウギク)とも呼ばれています。晴れた日には朝開花し夜閉じますが、雨や曇りの日には開花しません。
木立性マツバギク

科/属名 | ツルナ科マツバギク属 |
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高 さ | 30~50cm |
花 期 | 5~7月 |
当ホテルで見られる場所

6番・12番
木立性マツバギクは、多肉の葉を付け木化した茎が広がり、キクのような花が株を覆うように咲く美しい植物です。花色は、桃色が主ですが、赤や白、紫、黄、橙色の花もあります。乾燥や寒さには比較的強く、丈夫で育てやすい植物です。
クリーピングタイム

科/属名 | シソ科イブキジャコウソウ属 |
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高 さ | 10~15cm |
花 期 | 4~5月 |
当ホテルで見られる場所

7番・8番・10番・11番・進入路
クリーピングタイムは、マット状に広がる高さ10cmほどの匍匐性低木です。葉は長楕円形から倒卵形で、長さは1cm以下です。花序は茎頂に付き、始めは半球状に、あとに伸びて筒状になります。品種は多く、花色は桃紫、桃、紅、白などがあります。広く匍匐(ホフク)して広がるので、ロックガーデンやコンテナガーデンなどに適しています。
クレマチス

科/属名 | キンポウゲ科センニンソウ属 |
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高 さ | 100~300cm |
花 期 | 4~6月 |
当ホテルで見られる場所

9番・17番
クレマチスには大きく分けて、蔓を残し越冬する旧枝咲き(モンタナ系、パテンス系など)や新旧両枝咲き(フロリダ系、ラヌギノーサ系など)と、地上部が枯れ翌年に新枝を伸ばす新枝咲き(ビチセラ系、ジャックマニー系など)があります。
日本や中国では、大輪のクレマチスを鉢に仕立てて鑑賞しますが、ヨーロッパ原産種、及びその交配種は花が小さいことから、ヨーロッパでは主に修景に用いられます。最近はバラと組合せてオベリスクやアーチに絡めたり、ワイヤーで誘引し壁面を這わせる仕立て方が人気でイングリッシュガーデンの主役を飾ります。
シバザクラ

科/属名 | ハナシノブ科フロックス属 |
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高 さ | 5~10cm |
花 期 | 3~5月 |
当ホテルで見られる場所

4番・7番・8番・9番・12番・
15番・18番・火水風別館周辺
シバザクラは、北米原産で4~5月頃にサクラに似た形の淡桃、赤、薄紫、あるいは白色の花を咲かせます。葉形やその匍匐性などから芝桜と名付けられました。葉は1cmほどと小さく、披針形で硬いです。よく枝分かれし、地面を覆い尽くすように密生します。また寒暑や乾燥に強く、常緑のため芝生代わりに植えられていることもあります。同属をまとめてフロックスと呼び、花期をずらして混植されることもあります。フロックス・ストロニフェラ(ツルハナシノブ)、フロックス・ドラモンディー(スターフロックス)、フロックス・パニクラータ(オイランソウ、クサキョウチクトウ)などがありますが、それぞれ別種のものです。
シャガ

科/属名 | アヤメ科アヤメ属 |
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高 さ | 50~60cm |
花 期 | 4~5月 |
当ホテルで見られる場所

2番・3番・8番・10番・12番・
13番・14番・16番
シャガの根茎は、短く横に這い、群落を形成します。草丈は高さは50~60cmほどになり、葉はつやのある緑色、左右から扁平になっています。開花期は4~5月頃で、白っぽい紫の、アヤメに似た花を付けます。人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生しています。学名の種小名はjaponica(「日本の」という意味)ですが、中国原産でかなり古くに日本に入ってきたものと考えられています。シャガは三倍体のため、種子が発生しません。このことから日本に存在するすべてのシャガは同一の遺伝子を持ち、またその分布の広がりは人為的に行なわれたと考えることができます。中国には二倍体があり花色、花径などに多様な変異があると言われています。
シャスターデージー

科/属名 | キク科クリサンセマム属 |
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高 さ | 20~60cm |
花 期 | 2~5月 |
当ホテルで見られる場所

1番・3番・10番
シャスターデージーは、花弁が白く花芯が黄色の花がポピュラーですが園芸品種も多く、赤や黄色、ピンクなどの花弁の物もあります。寒さに強く、庭植えや切花で楽しむことができます。シャスターデージーの名前は、カリフォルニアの「シェスタ山」の名にちなんで付けられています。
シラン

科/属名 | ラン科シラン属 |
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高 さ | 30~50cm |
花 期 | 4~5月 |
当ホテルで見られる場所

2番・7番・10番・13番・14番
シランとは、日本、台湾、中国原産の地生ランです。日向の草原などに自生します。極めて丈夫な植物で、半日陰から日向まで適応し、乾燥にも過湿にもよく耐え、栽培しやすいことで定評があります。観賞用に、花の色が白色の物、斑入りの物、淡色花、花弁が唇弁化した「三蝶咲き」などがあります。偽球茎は白及(ビャクキュウ)と呼ばれ、漢方薬として止血や痛み止め、慢性胃炎に用いられます。野生の物は準絶滅危惧種ですが、栽培品として普及しており、種子が飛んで栽培逸出することもあるため、野生状態の物も本来の自生個体かどうか判別が難しくなっています。
シロタエギク

科/属名 | キク科セネシオ属 |
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高 さ | 50~60cm |
花 期 | 5~6月 |
当ホテルで見られる場所

進入路
シロタエギクは、黄色の可憐な小花を咲かせますが、鑑賞的な価値は全体が美しい銀白色になる茎葉にあります。シロタエギクの名は、茎葉に白い綿毛が密生している草形に由来しています。コンテナガーデンでは、カラーリーフとしての役割を演じる重要な植物のひとつです。
スイセン

科/属名 | ヒガンバナ科スイセン属 |
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高 さ | 30~50cm |
花 期 | 3~4月 |
当ホテルで見られる場所

2番・8番・14番
スイセンの原産地は主にスペイン、ポルトガルから地中海沿岸地域、アフリカ北部で、原種は30種類ほど知られています。また、園芸用に品種改良された物が広く栽培されています。日本においては、ニホンズイセンが古来に中国を経由して渡来したと言われています。分布は、本州以南の比較的暖かい海岸近くで野生化し、群生が見られます。越前海岸の群落が有名で、福井県の県花にもなっています。
センノウ

科/属名 | ナデシコ科リクニス属 |
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高 さ | 50~60cm |
花 期 | 5~6月 |
当ホテルで見られる場所

8番・クラブハウス周辺
センノウは、中国原産で観賞用に庭園などに栽植される多年草です。全体に細毛を密生させ、高さ60cmほどになります。葉は茎の節に対生で、花は直径4cmほどの深紅色、白色があります。和名(仙翁)は京都府嵯峨の仙翁寺に伝わったことから付きました。
タツタナデシコ

科/属名 | ナデシコ科ナデシコ属 |
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高 さ | 20~30cm |
花 期 | 4~5月 |
当ホテルで見られる場所

1番・18番
タツタナデシコの花は、弁先が細かく切れ込み、可憐でたいへん美しいです。花色は淡紅から白で、喉部には暗色の斑紋があり、芳香があります。多年草で古い茎は木質化しますが、毎年春には新しい枝を出し、高さは30cmほどになります。園芸品種は多く、八重咲きもあります。
ダイアンサス

科/属名 | ナデシコ科ナデシコ属 |
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高 さ | 30~50cm |
花 期 | 4~10月 |
当ホテルで見られる場所

1番
ダイアンサスは、種間雑種が多く、色や形も豊富で縁が細かく切れ込んでいるのが特徴です。ナデシコの属名で、花の美しさと香りから、ギリシア語で「神聖な花」に由来しています。秋の七草のひとつとなっている日本原産のナデシコは、日本女性の美称によく使われる「カワラナデシコ」を指します。ナデシコの語源は、我が子を撫でるように可愛い花という意味です。ナデシコは、北半球の温帯域を中心に約300種が分布します。このうち、ヒメハマナデシコとシナノナデシコは、日本固有種(日本にのみ自生)であり、他に日本にはカワラナデシコとハマナデシコが分布します。
ダイコンソウ

科/属名 | バラ科ダイコンソウ属 |
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高 さ | 30~40cm |
花 期 | 4~6月 |
当ホテルで見られる場所

4番・16番
葉がダイコンに似ているので、ダイコンソウの名が付けられました。日本種のダイコンソウは小さな黄色花の植物ですが、市販されているのは欧州生まれの園芸種です。園芸種のベニバナダイコンソウやチリダイコンソウなどは、いくつかの種間交雑で改良されています。人気品種の花色は朱赤ですが、橙、黄などもあります。また八重咲きもあります。
チェリーセージ

科/属名 | シソ科サルビア属 |
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高 さ | 60~100cm |
花 期 | 4~11月 |
当ホテルで見られる場所

10番・17番・18番・
進入路・火水風別館
チェリーセージは、サルビアの仲間でサルビア・ミクロフィラと呼ぶこともありますが、花色からチェリーセージと呼ばれることが多いようです。花期がたいへん長く、4月には咲き始め、秋の11月まで7ヵ月間咲き続けます。
ツルハナシノブ

科/属名 | ハナシノブ科フロクス属 |
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高 さ | 10~20cm |
花 期 | 3~4月 |
当ホテルで見られる場所

1番・18番
ツルハナシノブは、葉の付いた匍匐茎を横に伸ばしながら、地面に付いた節が根付き、その節から直立する茎を伸ばして花が咲きます。株全体が花に覆われ、早春を美しく彩ります。グランドカバー、ロックガーデンなどに適しています。花色は淡紫、紫、藤、白などで、芳香のある品種もあります。なお、ツルハナシノブの名で流通していますが、名前の似たハナシノブは別属の植物です。
ナルコユリ

科/属名 | ユリ科アマドコロ属 |
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高 さ | 50~100cm |
花 期 | 5~6月 |
当ホテルで見られる場所

1番・13番
ナルコユリは、丘陵地や林の木陰などに自生する多年生草本で、北海道から九州及び朝鮮半島に分布しています。丈は大きい物では1mに達し、茎は少し横に傾き、葉は細長くササの形をしています。地下茎は節が多く肥厚しており、横に長く這い分岐しています。葉腋から花柄を出し、その先が3~5本に分かれて、緑白色の花が3~8個垂れ下がって開きます。その様子が、米を食べに来た鳥を追い散らすのに用いられていた「鳴子」に似ていたことから、鳴子百合(ナルコユリ)と名付けられました。
バイモ

科/属名 | ユリ科バイモ属 |
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高 さ | 40~50cm |
花 期 | 3~4月 |
当ホテルで見られる場所

14番
下垂して咲く鐘形のバイモの花は、地味な感じですが、茶花としてあるいは日本庭園の植栽に、古くから親しまれてきました。花の大きさは3cmほどになります。花色は淡緑で、外側に緑色の条線があり、内側は紫の網状紋が入ります。花は茎の先端部の葉腋に単生し、1茎に数輪の花が咲きます。茎は直立し、葉は広線形で、先端がかぎ状に巻曲します。茎、葉ともに薄い青みを帯びた緑色をしています。
ハナショウブ

科/属名 | アヤメ科アヤメ属 |
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高 さ | 40~100cm |
花 期 | 5~7月 |
当ホテルで見られる場所

2番・4番・7番・11番・16番
ハナショウブは、江戸時代に栽培が始まり、現在、品種は江戸系、肥後系、伊勢系などの系統に分かれています。なお、端午の節句の飾りや菖蒲湯に使用されるショウブは、サトイモ科に属する別の植物で、花は地味で目立ちません。また、ハナショウブは一見するとカキツバタやアヤメと似ていますが、これらと比べてハナショウブは、花が大きいこと(直径は10cm前後)、花色が紫、藤、紅紫、桃、白などと豊富で、さらに、花弁に絞り、ぼかし、覆輪などの模様が入った種類もあることなどが特徴です。
ハナニラ

科/属名 | ユリ科ハナニラ属 |
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高 さ | 10~20cm |
花 期 | 3~4月 |
当ホテルで見られる場所

1番・8番
ハナニラは、日本では、園芸植物として利用されています。葉にはニラやネギのような匂いがあり、このことからハナニラの名が付いています。野菜のニラ(学名Alliumtuberosum)とは同じユリ科の植物ですが、属が違うのであまり近縁とは言えません。また、花には、葉の匂いから想像できないような甘い芳香があります。開花期は春で、花径約4cmの星型の花が無数に咲きます。
バラ

科/属名 | バラ科バラ属 |
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高 さ | 40~50cm |
花 期 | 5~6月 |
当ホテルで見られる場所

1番・2番・9番・10番・
ゴルフ練習場・クラブハウス周辺
バラは、有史以前から栽培され、改良が進められ多くの品種系統がありますが、一輪咲きのハイブリッドティー系と房咲きのフロリバンダ系が代表的です。花色は赤、桃、黄、白などがあります。また八重咲き、一重咲きがあり、実用品種は四季咲き性です。
ヒヤシンス

科/属名 | ユリ科ヒヤシンス属 |
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高 さ | 20~30cm |
花 期 | 3~4月 |
当ホテルで見られる場所

10番
ヒヤシンスは、球根性多年草で、鉢植えや水栽培などで観賞され、春先にたいへん良い香りの花を咲かせます。原産は地中海東部沿岸からイラン、トルクメニスタン付近です。オスマン帝国で栽培され園芸化されました。16世紀前半にはヨーロッパにもたらされ、イタリアで栽培されていました。16世紀末にはイギリスに伝来し、フローリスト(園芸愛好家)に取り上げられ18世紀から19世紀にかけて盛んに育種が行なわれ、フローリスツ・フラワーのひとつとなり、数百の品種が作られました。日本には1863年に渡来しましたが、20世紀初頭に衰退し、現在はほとんどの品種が残っていません。
ボタン

科/属名 | ボタン科ボタン属 |
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高 さ | 150~200cm |
花 期 | 4~5月 |
当ホテルで見られる場所

10番
ボタンは、中国西北部原産の落葉低木で、日本に渡来したのは、奈良時代頃に薬用としてですが、江戸時代になると盛んに栽培されるようになります。元禄時代には、園芸用の品種が多く栽培されるようになり、「紫陽三月記(シヨウサンガツキ・1691)」と言う、牡丹栽培の手引書などが出版されました。「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」は、古くから美人の例えとしてよく知られています。これらの植物はすべて婦人病の薬草です。シャクヤクは、冷え性・月経不順・産後の疲労回復、ボタンは月経困難・便秘、ユリは乳腺炎やできものの薬草として用いられます。シャクヤク、ボタン、ユリを薬草として用いると美人になると言う昔の言葉には奥深い意味があります。
ホリフォック

科/属名 | アオイ科タチアオイ属 |
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高 さ | 150~300cm |
花 期 | 5~8月 |
当ホテルで見られる場所

3番・10番・18番・進入路
ホリフォックは、以前、中国原産と考えられていましたが、現在はビロードアオイ属のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種とする説が有力です。日本には、古くから薬用として渡来したと言われています。花がたいへん綺麗なので、園芸用に様々な品種改良がされました。草丈は1~3mで茎は直立します。花は一重や八重もあり、色は赤、ピンク、白、紫、黄色など多彩です。
マツバギク

科/属名 | ハマミズナ科マツバギク属 |
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高 さ | 20~30cm |
花 期 | 4~7月 |
当ホテルで見られる場所

1番・3番・9番・12番・
15番・進入路
マツバギクは、南アフリカ原産です。葉は多肉質で茎を這わせる多年草です。花は春から夏にかけ長期間開花を繰り返します。日中だけ開いて夜は閉じます。花は花弁が紫色で、やや光沢があり、一見キクにも似ています。
ムスカリ

科/属名 | ユリ科ムスカリ属 |
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高 さ | 10~30cm |
花 期 | 5~6月 |
当ホテルで見られる場所

2番・10番・12番・14番・
OUT練習グリーン
ムスカリは、つぼ状の小花が茎の先端にたくさん集まって、ぶどうの房のような形を作ります。花色は青紫と白の2種類があり、青紫のムスカリが群生するとゴージャスな雰囲気を醸し出します。秋植えの球根植物で、一度植えると毎年芽を出します。
ワイルドストロベリー

科/属名 | バラ科フラゴリア属 |
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高 さ | 10~30cm |
花 期 | 3~7月・9~10月 |
当ホテルで見られる場所

IN練習グリーン
ワイルドストロベリーは、江戸時代にオランダから伝えられたとされていて、「オランダヘビイチゴ」とも呼ばれています。これはごく普通にイチゴとして栽培されている物の先祖に当たる物で、ヨーロッパでは食用に栽培されていたようです。寒さには大変強く、北海道の一部に自生しています。