ゴルフの4大メジャーの最終戦、全米プロ選手権が行われ、結果はアメリカのJ・トーマス選手が-8で逆転優勝!!
メジャー初タイトルを手にし、日本人初のメジャー制覇の期待の掛かった松山選手は-5の5位タイに終わり、またしても後一歩のところで優勝は叶いませんでした。
今年はシーズン開幕から好調を維持し、アメリカツアーでの日本人優勝記録を更新、全米オープンでは青木功に並ぶ日本人最高位の2位、また、全米プロの前週に行われたブリジストン招待では最終日ビッグスコアでの逆転優勝!!
海外メディアや選手間でも、今回の全米プロ優勝の本命と目された中、2日目にビックスコアでトップに立ち、最終日は首位と一打差で迎えました。
各選手もスコアが伸び悩む中、前半は我慢のゴルフを強いられた松山選手でしたが、6番・7番連続バーディーで首位を捉え、サンデーバックナインに入ってからの10番ではバーディーパットをねじ込み単独首位に立ちましたが、11番以降は細かなミスが続き、首位をJ・トーマスに譲ってからは、14・15の連続バーディーで望みを繋ぐものの、16番をボギーとした事で、勝負あり!!
最終18番では緊張の糸が切れたのか、ティーショットをクリークに打ち込んでしまいました・・・
今回の大会、松山選手自身も優勝の手ごたえを感じていた大会だったと思いますし、事実優勝に手が届きかけた大会でした。
プレーを終了してからのインタビューで、インタビュアーに『優勝にたりないものは何か?』と問われ、少しの沈黙の後、『考えます・・・』と悔しさを噛み殺して発した言葉が印象的でした。
その他のインタビューでは、涙を流すシーンも放送されていましたが、今大会に掛けた気持ちと、自分でもいけると感じていただけに、少しのミスが優勝を逃す結果となった事への悔しさが伝わってくる映像でしたね。
今年の4大メジャーの戦いぶりで、松山選手がメジャータイトルに手が届く存在である事は証明されましたし、チャンピオンになる実力も備えている事も周知の事実ですが、テレビの放送や新聞でも伝えられていましたが、優勝するには実力の他にも“運”が必要!!
今回の松山選手に足りなかったものはまさに“運”だったのかも知れませんね・・・
いずれにしても、まずはメジャーでの一勝を挙げる事。
メジャーチャンピンとなれば、また1ステージ上がった松山選手を観られるような気がします。
コース管理課・早川
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